先月、植栽の研修に行ってきました。
↑上は実際に配置をしていっている所です。
先生いわく、高さは手前を低くだんだん高くしていき その中でもポコポコと高低差を変えていくといいとのことです。
そして、手前まん中のグラス系がありますがこのちょっとまわりと違う浮いた感じ...これが「変化」として全体を素敵に
見せるポイントなんだそうです。
もしご自分で植栽をされる方は...
選ぶポイントを3つに分けて、1.安定した常緑の緑 2.斑入り植物 3.変化
この3種類に当てはまる植物を選び配置していくといいそうです。
その中に落葉の木や植物を組み入れるとより季節感のある花壇になります。
そして、花は10:1の割合の1にするとより花が引き立つということでした。
そして、列植よりも少量を多品種植えていくのが今風なのだそうです。
エクステリアのプランナーの冊子では、植栽に使われる植物は日当たりを好むものの方が多いと書かれていますが
先生は、日陰を好む植物の方が多く、日当たりのいい植栽を計画する方が難しいと話されていました。
また、印象に残っているのは、植栽は選ぶポイントに合わせて選んでいくと簡単だとにこやかに話されていましたが
植物の事を知らずに植栽を考えていくことは1番だめなことだと真剣に話されていました。
夏場日を遮るもののない場所に植栽を考えるとき、環境に耐えられない植物を選んでしまって枯らしてしまう可哀そう
なことをしないように、これからももっとご提案する側として詳しくなるようにならなければいけません。
新築外構工事は、建物に予算がかかりなかなか外構の方に予算がないという方が多いと思いますが構造物をなるべく
減らし、植栽が占める割合を多くしていくとそれほどお金がかからなくても満足度の高い外構に仕上がるということです。
害虫がでたり、水やりをしたり面倒なことも多いですが、ご家族でお手入れするのも楽しみの一つとなればうれしいです。